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EU IVDR 分類

IVD は、IVDR の付録 VIII に記載されている 10 の実装ルールと 7 つの分類ルールに従って分類されます。

規制概要

EU IVD 分類が IVDR に基づいてどのように変更されたか

欧州連合(EU)におけるIVD(体外診断用医薬品・医療機器)の分類制度は、2022年5月に従来の体外診断用医療機器指令(IVDD)に代わって施行された体外診断用医療機器規則 2017/746(IVDR)により劇的に変化しました。IVDDにおいて「一般IVD(自己宣言)」に分類されていた製品の大部分がIVDRのもとで再分類され、現在は認証機関による適合性評価が義務付けられています。例えば、IVDD下では自己宣言が可能であった乳がん用のIVDアッセイは、IVDRのもとでは中〜高リスクのクラスCに該当します。

レガシーデバイス(旧規則対象製品)の製造業者に対しては、長期の移行期間が認められています。しかし、これらの猶予期間は段階的に終了するため、EU市場での販売を継続するには、IVDRに基づく新たなCEマーキングの取得が必要となります。対象製品の分類がIVDRによって変更された場合、適切な適合性評価ルートを選択し、認証機関との連携を円滑に進めるためにも、新たな分類とその要件を正確に把握することが不可欠です。

IVD が IVDR に分類される方法

IVDは、IVDRの付属書VIIIに規定されている10の実施ルールおよび7つの分類ルールに従って分類されます。IVD本体やそのアクセサリ(付属品)を分類するにあたっては、すべての実施ルールとすべての分類ルールを網羅的に考慮することが極めて重要です。これは、ソフトウェアや近接患者検査(near-patient tests)の分類においても同様に当てはまります。

実施ルールには、全体的な概念やルールの適用方法に関する一般的な手順が記載されています。これらのルールは、製造業者がIVDR付属書Iの20.4.1 c)の基準に沿って定義した製品の「意図された使用目的(intended purpose)」に基づいて適用されます。実施ルールの評価により機器がIVDとして該当すると判断されたのち、分類ルールに基づいて、ユーザー、患者、または公衆衛生に対するリスクの大きさに応じた以下の4つのリスククラスに分類されます。

  • クラスA(滅菌または非滅菌) - 低リスク(例:一般的な実験室用機器、滅菌検体容器)
  • クラスB - 中リスク(例:インフルエンザ迅速検査)
  • クラスC - 中〜高リスク(例:血糖測定用試薬、乳がん検査)
  • クラスD - 高リスク(例:HIV検査)

MDCG ガイダンス文書 2020-16 Rev.3では、各ルールの詳細な解説、具体的な適用方法、および事例が提供されています。

分類が IVDR に基づく規制要件に与える影響

対象機器がIVDRの規制対象であるかどうかの確認、およびIVD製品のクラス分類は、CEマーキング取得に向けた最初のステップです。製品のクラス分類によって適合性評価手順が決定され、これにより技術文書(Technical Documentation)、品質マネジメントシステム(QMS)、臨床証拠(clinical evidence)の作成から、認証機関の関与レベルに至るまでの規制経路(薬事プロセス)が定義されます。

IVDRのもとでは、クラスA(非滅菌)のIVD製品が、認証機関による審査を経ずに(必要な手順の完了および文書作成ののち)CEマークを自己宣言によって貼付できる唯一の機器です。クラスA(滅菌)を含む他のすべてのIVD製品は、認証機関による適合性評価審査とEC証明書の取得が必要となります。

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